2008年02月25日

昭和の街に流れる歌

昔、といっても70年代頃のドラマを見ると、喫茶店と言われるような店には、ボーカルなしの歌謡曲がバックにかかっていて、居酒屋といった感じの店には、演歌を中心とした流行の歌謡曲が流れていた。
その頃は自力でそんな店に行けるような年齢じゃなかったので、あくまでもドラマで見たイメージなのだが、どんな店のシーンでも、お決まりのように流行歌が流れているのだ。
飲食店だけではない。パチンコ屋などもそう。
書店ではボーカルなしの曲が多く、スナックもボーカルなしだが、曲調がムード歌謡っぽい。


いわゆる昭和のイメージそのものだが、この昭和っていう括りも個人的にはあまり好きではない。
戦前も平成間際も、どっちも昭和なんだから、昭和=なつかしい、っていうのもアバウトすぎるじゃないの。
そんなことに目くじらを立てるほどでもないのだが、明らかにテレビ的に言う昭和、っていうのは、1960年代〜80年代前半のことではないかな、と思う。昭和でいえば30年代から50年代なのでしょうか。
そんな昭和の度合いを計るバロメーターが、歌謡曲とどれぐらい密に結びついているか、だと思うが、
流行歌、歌謡曲、っていうのが、いわゆる
ダサい
って言われはじめた頃が、今で言う
昭和
っていうイメージから離れてしまった始まりだと思えてならない。
どこに行っても歌謡曲が流れていた、そんな街の風景が変わっていったのは、いつだったのだろう。


80年代の後半。歌謡曲が流れていたのは、スーパーのBGMでボーカルなしのものがかかっていたぐらいだった気がする。
あとはヒットしているボーカル入りの曲が、街のどこかから流れてはいるが、それは誰もが歌える歌ではなくなっていた。


聞くだけでその時代の匂いみたいなのを感じるのは、どうしても80年代の前半ぐらいまでなのだ。
特に好きだったり、よく聞いていた曲だったら、たぶんどんな時代でも、その頃の自分ぐらいは思い出せる。
だが、その頃特有の空気感、みたいなものまで、胸に迫るぐらいに感じられる、というのは、もうその時代では随分薄らいできていたと思う。
まず、ニュースも国民みんなが共有するような時代ではなくなっているのかもしれない。
歌もみんなが同じ歌を好きになる、っていうことが少なくなってきた。
多様化、なのだろう。
別に悪いことではないけど、だんだん隣にいる人がなに考えてるのか分かりにくくなってきているのも、こういうところからきているのかもしれない、と思えてくるのだ。


歌も聴かなくなったな〜
聴きたいと思う歌もあまりないんだよな〜
歌が嫌いになったわけじゃなくて、70年代ぐらいの曲だったら、日本の歌謡曲だけじゃなく、外国の曲だって聴きたくなるんだけど。
こんな感じの症状、80年代の後半ぐらいからだんだんひどくなっているんですね〜
自分だけなのかな。
こういうときの秘薬は、こんな感じのオムニバス。

青春歌年鑑 1978
オムニバス 庄野真代 渡辺真知子

青春歌年鑑 1978
青春歌年鑑 1979 青春歌年鑑 1977 青春歌年鑑 1980 青春歌年鑑 1976 青春歌年鑑 1982
by G-Tools
青春歌年鑑 1973青春歌年鑑 1973
オムニバス フィンガー5 ガロ

青春歌年鑑 1974 青春歌年鑑 1972 青春歌年鑑 1971 青春歌年鑑 1975 青春歌年鑑 1977

by G-Tools
青春歌年鑑 70年代総集編青春歌年鑑 70年代総集編
オムニバス ペドロ&カプリシャス 青い三角定規

ポニーキャニオン 2004-11-03
売り上げランキング : 4396

関連商品
青春歌年鑑 80年代総集編 青春歌年鑑 60年代総集編 青春歌年鑑 90年代総集編 青春歌年鑑 50年代総集編 青春歌年鑑 演歌・歌謡編-1980年代ベスト-
おすすめ平均 star
star幸福な70年代!?
star団塊の世代には「乗りに乗ってる頃」
star私にとっては
star時代を反映する楽曲がいっぱい

曲名リスト
1. 黒ネコのタンゴ(皆川おさむ)
2. 手紙(由紀さおり)
3. 愛は傷つきやすく(ヒデとロザンナ)
4. また逢う日まで(尾崎紀世彦)
5. 花嫁(はしだのりひことクライマックス)
6. さらば恋人(堺正章)
7. さよならをするために(ビリー・バンバン)
8. 旅の宿(よしだたくろう)
9. 悪魔がにくい(平田隆夫とセルスターズ)
10. 別れの朝(ペドロ&カプリシャス)
11. 太陽がくれた季節(青い三角定規)
12. 学生街の喫茶店(ガロ)
13. 神田川(かぐや姫)
14. 恋する夏の日(天地真理)
15. 赤い風船(浅田美代子)
16. あなた(小坂明子)
17. ふれあい(中村雅俊)
18. 恋のダイヤル6700(シックス・セブン・オーオー)(フィンガー5)

1. シクラメンのかほり(布施明)
2. 想い出まくら(小坂恭子)
3. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
4. ロマンス(岩崎宏美)
5. およげ!たいやきくん(子門真人)
6. 木綿のハンカチーフ(太田裕美)
7. あなただけを(あおい輝彦)
8. 横須賀ストーリー(山口百恵)
9. あの日にかえりたい(荒井由実)
10. 青春時代(森田公一とトップギャラン)
11. あばよ(研ナオコ)
12. フィーリング(ハイ・ファイ・セット)
13. 君のひとみは10000ボルト(堀内孝雄)
14. UFO(ピンク・レディー)
15. 微笑がえし(キャンディーズ)
16. Mr.サマータイム(サーカス)
17. 魅せられて(ジュディ・オング)
18. YOUNG MAN(西城秀樹)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


レンタルCD屋では、大人のコーナーなんてところにあったり、ナツメロだったり、昭和歌謡曲だったり、どうもしっくりこない分け方なんだよな。たしかにそうなんだけど。
R35なんてのも、トレンディドラマ好きじゃなかった自分にとっては、あまり気持ちよく聴けないんだ〜
やっぱこれだよな〜
って探してみたら、アマゾンのポイントがたまったら、買ってみたいな〜っていうのがあるわあるわ。
リンクたくさん載せてますが、すんません。書き手の買い物メモでもありますんで、興味があったら参考にしてみてね〜

ザ・テーマ〜日本テレビドラマ主歌集70年代
テレビ主題歌 柳ジョージ GODIEGO
ザ・テーマ〜日本テレビドラマ主歌集70年代
曲名リスト
1. さよならをするために~「3丁目4番地」(ビリーバンバン)
2. 太陽がくれた季節~「飛び出せ!青春」(青い三角定規)
3. 冬物語(フォークローバース)
4. 傷だらけの天使(井上堯之バンド)
5. 「太陽にほえろ!」のテーマ(同)
6. 僕にまかせてください~「ほおずきの唄」(クラフト)
7. 「前略おふくろ様」メイン・テーマ(井上堯之バンド)
8. 無縁坂~「ひまわりの詩」(グレープ)
9. 「大都会」のテーマ(0座標)
10. 「大追跡」のテーマ(You & Explosion Band)
11. 「祭ばやしが聞こえる」のテーマ(柳ジョージ)
12. ガンダーラ~「西遊記」(ゴダイゴ)
13. カリフォルニアコネクション~「熱中時代」(水谷豊)
14. 男達のメロディー~「俺たちは天使だ!」(SHO[ ̄]GUN)
15. ロンリー・マン~「探偵物語」(同)

刑事魂 ~ TV刑事ドラマソング・べスト刑事魂 ~ TV刑事ドラマソング・べスト
テレビ主題歌 舘ひろし PICASSO

ユニバーサルミュージック 2003-12-17
売り上げランキング : 2095

関連商品
刑事魂 刑事ドラマソング・ベスト 2 ちょんまげ天国~TV時代劇音楽集~ 刑事ベスト24時!! 〈刑事魂シリーズ・海外編〉Great Cops 海外の刑事ドラマ&ムービー・テーマソング・ベスト 必殺!The BEST
おすすめ平均 star
star通好み!上質!安い!
star刑事ドラマ好きに是非一枚
star『刑事くん』
star良いです、でもあえて☆4つです
starジャケットで退いたが・・・

曲名リスト
1. 『太陽にほえろ!』メイン・テーマ
2. 『太陽にほえろ!』マカロニ刑事のテーマ
3. 『太陽にほえろ!』ジーパン刑事のテーマ
4. 『俺たちの勲章』メインテーマ「ああ青春 / トランザム」
5. 『大都会・闘いの日々』メイン・テーマ
6. 『大都会PARTII』メイン・テーマ
7. 『大都会PARTII』主題歌「ひとり / 渡哲也」
8. 『大都会PARTIII』主題歌「日暮れ坂 / 渡哲也」
9. 『西部警察』メイン・テーマ
10. 『西部警察PARTII』メイン・テーマ「ワンダフル・ガイズ」
11. 『あぶない刑事』主題歌『冷たい太陽 / 舘ひろし』
12. 『あいつがトラブル』メイン・テーマ「SHOUT / PICASSO」
13. 『刑事くん』主題歌「コンクリート・ジャングル / 桜木健一」
14. 『非情のライセンス』メイン・テーマ
15. 『非情のライセンス』挿入歌「非情の街 / 天知茂」
16. 『非情のライセンス』主題歌「昭和ブルース / 天知茂」
17. 『Gメン'75』メイン・テーマ
18. 『特捜最前線』メイン・テーマ
19. 『特捜最前線』主題歌「私だけの十字架 / F・チリアーノ」
20. 『夜明けの刑事』主題歌「夜明けの街 / 石橋正次」(初CD化)
21. 『二人の事件簿』主題歌「街のともしび / 牧美智子」(初CD化)
22. 『新・二人の事件簿 暁に駆ける』主題歌「暁に駆ける / 牧美智子」(初CD化)
23. 『噂の刑事トミーとマツ』主題歌「ワンダフル・モーメント / 松崎しげる」
24. 『熱中時代・刑事編』主題歌「カリフォルニア・コネクション / 水谷豊」
25. 『大空港』メイン・テーマ「大空港のテーマ」(初CD化)
26. 『大捜査線』主題歌「君は人のために死ねるか / 杉良太郎」

B00005EM9N青春ドラマシリーズ・ソングブック 俺たちの旅
テレビ主題歌 勝野洋 森川正太

おすすめ平均 star
starあの頃を・・・
star最高ですね。
star廃盤の曲がたくさん!!
star青春は長い坂を・・・
star彷彿

曲名リスト
1. 帰らざる日のために / いずみたくシンガーズ
2. 青春0番地 / いずみたくシンガーズ
3. ふれあい / 中村雅俊
4. 青春貴族 / 中村雅俊
5. 俺たちの旅 / 中村雅俊
6. ただお前がいい / 中村雅俊
7. 生きる / 田中健
8. 青春の坂道 / 岡田奈々
9. 俺たちの朝 / 松崎しげる
10. 海が呼んでいる / 勝野洋
11. 青春わすれもの / 勝野洋
12. 光こぼれる時に / 森川正太
13. 俺たちの祭 / 中村雅俊
14. 青春試考 / 中村雅俊
15. 時代遅れの恋人たち / 中村雅俊
16. 海を抱きしめて / 中村雅俊
17. 心の風 / 井上純一
18. 新しい空 / 小出正則
19. 星空 / 小出正則
20. 青春の旗をふれ / 宮内淳
21. 野あざみの君に / 井上純一

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
B00005H0LLコメディードラマ・ソングブック
テレビ主題歌 小坂忠 坪田直子

おすすめ平均 star
starなつかしい!石立さんの魅力満載!
star石立ドラマファンに超オススメ

曲名リスト
1. 「おひかえあそばせ」~メインテーマ
2. 「気になる嫁さん」~メインテーマ
3. 「パパと呼ばないで」~虹(貝がら)
4. 「同」~夜明け(貝がら)
5. 「雑居時代」~そよ風のように(山口いづみ)
6. 「水もれ甲介」~水もれ甲介(シンガーズ・スリー)
7. 「同」~さみしいナ(石立鉄男)
8. 「おふくろさん」~ともしび(ブレッド&バター)
9. 「同」~城跡のある町(ブレッド&バター)
10. 「気まぐれ天使」~気まぐれ天使(小坂忠&ウルトラ)
11. 「同」~旅ごころ(小坂忠&ウルトラ)
12. 「同」~ジャングル・ジャングル(坪田直子)
13. 「気まぐれ本格派」~夕凪のふたり(ダ・カーポ)
14. 「同」~海へ行ってきましたね(ダ・カーポ)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
70’s TVテーマ・コレクション70’s TVテーマ・コレクション
テレビ主題歌 佐々木真智子 森光子

テイチク 2001-12-19
売り上げランキング : 41641

関連商品
70’s TVヒッツ・コレクション Vol.2 60’s TVヒッツ・コレクション コメディードラマ・ソングブック 60’s TVヒッツ・コレクション Vol.2 ATTENTION PLEASE アテンション プリーズ
おすすめ平均 star
star「はぐれ節」のために
starもう最高の感じかな!!

曲名リスト
1. ヤッポン(シング・アウト)
2. サインはV(麻里圭子+横田年昭とリオアルマ)
3. アテンション・プリーズ(ザ・バーズ)
4. 金メダルへのターン!~プールに賭けた青春(佐々木早苗)
5. おくさまは18才(岡崎友紀)
6. あなたが憎めない(范文雀)
7. 美しきチャレンジャー(藤田とし子)
8. 恋をするとき(吉沢京子)
9. 君と二人で(沖雅也)
10. 太陽にほえろ!(井上堯之バンド))
11. ママはライバル(佐々木真智子)
12. 時間ですよ~東京下町あたり(森光子)
13. Viva!アイフル(小川真由美)
14. はぐれ節(梶芽衣子)
15. 風に乗って(岡崎友紀)
16. 傷だらけの天使(井上尭之バンド)
17. あゝ青春(トランザム)
18. 23才(風吹ジュン)
19. 俺たちの旅(トランザム)
20. ビューティフル・サンデー(トランザム)
21. 切手のないおくりもの(ジム・ロック・シンガーズ)
22. とまどいトワイライト(豊島たづみ)
23. 西部警察メインテーマ(ホーネッツ)
24. 西部警察メインテーマ(TVサイズ)(ホーネッツ)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
スリル・サスペンス・アクション TVテーマミュージック<サントラ>コレクション
テレビ主題歌

スリル・サスペンス・アクション TVテーマミュージック<サントラ>コレクション
フラワーアクション009ノ1ミュージックファイル 超人バロム・1 音楽集 ザ・ボディガード・ミュージックファイル 放送35周年記念 変身忍者 嵐 音楽集 放送30周年記念 野球狂の詩
by G-Tools 懐かしのアメリカTVドラマ・テーマ曲集
テレビ主題歌 ムービーランド・エクスプレス ムービーランドエキスプレス
懐かしのアメリカTVドラマ・テーマ曲集
曲名リスト
1. ローハイド
2. 0011/ナポレオン・ソロ
3. 0088/ワイルド・ウェスト
4. コンバット
5. サンセット77
6. 逃亡者
7. ハワイアン・アイ
8. ギャラント・メン(戦場の恋)
9. アンタッチャブル
10. チャーリーズ・エンジェル
11. 刑事コロンボ
12. 刑事コジャック
13. ロックフォードの事件メモ
14. 鬼警部アイアンサイド
15. スパイ大作戦
16. バイオニック・ジェミー
17. F.B.I.アメリカ連邦警察
18. 警部マクロード
19. サーフサイド6
20. ピーター・ガン
21. ルート66
22. 刑事スタスキー&ハッチ
23. ヴェガス
24. 刑事バレッタ
25. 署長マクミラン

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
刑事ヒッツ ― Gメン'75・キイハンター刑事ヒッツ ― Gメン'75・キイハンター
テレビ主題歌 天知茂 伊集加代子

バップ 2002-09-25
売り上げランキング : 82825

関連商品
刑事魂 ~ TV刑事ドラマソング・べスト 刑事魂 プロファイル~刑事ドラマソング・ベストセレクション 60’s TVヒッツ・コレクション ミュージックファイルシリーズ/テレビサントラコレクション Gメン’75テーマヒストリー キイハンター MUSIC FILE
おすすめ平均 star
star最高の一枚
starまさに東映アクションドラマベスト!

曲名リスト
1. 「キイハンター」~オープニング・テーマ
2. 「アイフル大作戦」~アイフル大作戦のテーマ
3. 「バーディ大作戦」~バーディ大作戦のテーマ
4. 「Gメン’75」~Gメン’75のテーマ
5. 「Gメン’75」~アゲイン~Again~Mille Vanques D’or
6. 「プレイガール」~オープニング・テーマ(PLAYGIRL IN SEXY TONE)
7. 「プレイガールQ」~PLAYGIRL-Q OPENING THEME
8. 「一匹狼(ローンウルフ)」~一匹狼(ローンウルフ)(天知茂,伊集加代子)
9. 「非情のライセンス」~オープニング・テーマ「非情のライセンス」
10. 「ザ・ボディガード」~メインタイトル~オープニングテーマ
11. 「ザ・ゴリラ7」~メインタイトル~ザ・ゴリラ7のテーマ
12. 「燃える捜査網」~オープニング・テーマ
13. 「大非常線」~オープニング・テーマ
14. 「特別機動捜査隊」~メインテーマF(ファイナル・ヴァージョン)
15. 「特捜最前線」~メインテーマ
16. 「特捜最前線」~メインテーマ2
17. 「大激闘 マッドポリス’80」~「大激闘」のテーマ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
B000AO8BYS赤いシリーズ シングル・コレクション
山口百恵 ファースト・チリアーノ 松本隆

おすすめ平均 star
star時代を超えて
star懐かしい〜!

曲名リスト
1. 「赤い迷路」のテーマ(オリジナル・サウンドトラック)
2. 去り行く今(ファースト・チリアーノ)
3. ありがとう あなた
4. 赤い運命
5. 赤い衝撃
6. 走れ風と共に
7. 「赤い激流」オープニングテーマ(新日本フィルハーモニー交響楽団,羽田健太郎)
8. 「赤い激流」のテーマ(テレファンタジア,羽田健太郎)
9. 敏夫のテーマ(テレファンタジア)
10. 赤い絆(レッド・センセーション)
11. 口約束
12. 赤のシリーズ・四人の少女に捧げる約束

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
タグ:歌謡曲 昭和
posted by zuzuanemu at 22:41| Comment(39) | TrackBack(3) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月16日

他人の関係 金井克子

NHKの『解体新ショー』を見ているといつも思ってしまう。
番組のテーマ曲を聴いて、すぐに金井克子を思い出す人はどれぐらいいるんだろう。


金井克子さんは、思い出のメロディー的な番組に、最近も出演されているのを見たので、そのときに昔を懐かしむ人、初めて聴いた人、様々なんだろうな、と思う。
自分は、といえば、まず思い出すことがある。


小学校の2年生ぐらいのときだったのか、地元のAMラジオ局がやっていた、歌謡曲が聴ける電話のサービスがあった。それを見つけたのは同級生の女の子だったが、その子の家で友人たち何人かと電話をかけてワクワク聴いていたことがある。
一方的に流行っている歌を流しているだけなのだが、有線放送みたいにいろいろな曲が続けて流れるわけではない。
イチオシの曲みたいなのを、リピートして何度もかけてくれるのだ。
だから自分がかけたときに何がなっているのかと、クジみたいにワクワクしていたのは最初だけ。
一度かかった曲が最低一週間ぐらいリピートされることが多いサービスだった。
で、そのときに最初に出くわしたのが、この『他人の関係』


正直わたしたちにとっては、当たり、ではなかった。
当時金井さんは、まだ20代前半ぐらいだったのかもしれないが、セクシー路線の歌謡曲を歌っているお姉様たちは、わたしたちから見れば、みんなおばさんだった。
アグネスや淳子や百恵を期待して聴いていた小学生たち。
それから定期的に、間をおいてはその電話をかけていた覚えがあるが、そのうち大人たちから「電話代がかかるからやめなさい」と言われたような気もする。


次に『他人の関係』に再会するのは、今から10年ちょっと前。
TBSのドラマ『ありがとう』シリーズの再放送をされている中でだった。
第3シリーズ、チータが魚屋の娘をやっている話で、向かいに住む八百屋の息子、石坂浩二さんや、その弟役の井上順さん、さらには母親役の葦原邦子さんまでが、アクション付きでこの歌を口ずさむのだ。
もしかしたら酒屋の女主人の、園佳也子さんも歌ってたかな。
なにしろ設定は、この歌が流行っているっていうので、商店街の若手男性群が、フリつきでこの歌を歌っているというもので、それを葦原さんが呆れて誰かに説明しているのだ。だがその葦原さんまでもが影響されて歌い始める。
これだけ流行っていたんだろうな、と思わされる。


この頃はこういうフィンガーアクションをする歌謡曲がたくさんあり、特にセクシー系のものがみんなにマネされたものだ。
アイドル系の、アグネスの『草原の輝き』や、百恵ちゃんの『ひと夏の経験』なんかもあったけど、やはり夏木マリさんの『絹の靴下』安西マリアさんの『涙の太陽』、そしてなんといってもこの歌は、子どもたちにとってかなりマネしたくなる歌の代表みたいなものであった。


今や『解体新ショー』では歌の部分が出てこないにもかかわらず、金井克子さんの名前までがテーマ曲のテロップに出ているのだが、金井さんが歌っている姿を見て、「このひと、解体新ショーのCGと同じアクションやってる」なんて人のほうが多くならないように〜と思ってしまうのだ。

他人の関係
他人の関係金井克子

ソニーレコード 1994-05-21
売り上げランキング : 410011

おすすめ平均 star
starサイケデリック歌謡

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
DREAM PRICE 1000 金井克子/他人の関係
DREAM PRICE 1000 金井克子/他人の関係金井克子

ソニー・ミュージックハウス 2002-10-09
売り上げランキング : 167095


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
アーリーシリーズ、チャーム&セクシー・コレクション Vol.1
アーリーシリーズ、チャーム&セクシー・コレクション Vol.1オムニバス 朝丘雪路 大橋恵子

ソニーレコード 1999-09-22
売り上げランキング : 422323

おすすめ平均 star
starほとんどビョーキ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
60’S キューティ・ポップ・コレクション~サイケデリック・タウン・エディット
60’S キューティ・ポップ・コレクション~サイケデリック・タウン・エディットオムニバス 小林幸子 金井克子

コロムビアミュージックエンタテインメント 1995-08-19
売り上げランキング : 343039


Amazonで詳しく見る
by G-Tools
恋すれど廃盤 Vol.4 リズム歌謡恋すれど廃盤 Vol.4 リズム歌謡
オムニバス 丘優子 金井克子

コロムビアミュージックエンタテインメント 2007-02-21
売り上げランキング : 173779

関連商品
恋すれど廃盤 Vol.2 オー・モーレツ 恋すれど廃盤 Vol.1 ナイス・ガイ 恋すれど廃盤 Vol.3 筒美京平コレクション 悪なあなた~歌謡番外地 Hotwax presents 歌謡曲名曲名盤ガイド1960’s 1960-1969

曲名リスト
Amazonで詳しく見る
by G-Tools
60’s TVヒッツ・コレクション60’s TVヒッツ・コレクション
テレビ主題歌 金井克子 バニーズ

テイチク 2001-12-19
売り上げランキング : 11546

関連商品
60’s TVヒッツ・コレクション Vol.2 70’s TVテーマ・コレクション ベスト・オブ・TVテーマ 70’s TVヒッツ・コレクション Vol.2 なつかしの昭和テレビ・ラジオ番組主題歌全集~あの時代(ころ)に還る~
おすすめ平均 star
starひ、平泉征(現・成)??
starいいですねー
starキイ・ハンター、ザ・ガードマン・・・・最高です!
star『ノスタルジー業』も楽じゃないな。
starとにかくうれしい、懐かしい

曲名リスト
1. 「ウルトラQ」メイン・テーマ(オリジナル・サウンドトラック)
2. バットマン(ジャニーズ+ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
3. スパイ・キャッチャー(叶修二)
4. 非情のライセンス(野際陽子)
5. ザ・ガードマンのテーマ(オリジナル・サウンドトラック)
6. ママとおふくろさん(西郷輝彦)
7. 夕陽にむかって(藤本好一+ブルー・エース)
8. 若い明日(布施明)
9. 太陽のあいつ(ジャニーズ)
10. ミニ・ミニ・ガール(金井克子)
11. 太陽野郎(バニーズ)
12. 何処へ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
13. 青い太陽(ザ・クーガーズ)
14. いつまでも花は(益田兼太朗)
15. 夜を抱きしめたい(平泉征)
16. 青空にとび出せ!(ピンキーとキラーズ)
17. ペチコート作戦(雪村いづみ)
18. キャプテン・スカーレット(ザ・ワンダース)
19. キャプテン・ウルトラ(上高田少年合唱団,ボーカル・ショップ,マイスター・ジンガー)
20. ケロヨンのうた(森あき子,新井勢津朗,木馬座児童合唱団)
21. 快獣ブースカ(高橋和枝,みすず児童合唱団)
22. おれは天下の百面相(大橋巨泉)
23. 夜に賭ける(天地茂)
24. おしゃれなスパイ(野際陽子)
25. 若者たち~空にまた陽が昇るとき(ザ・ブロードサイト・フォー)
26. 11PMのテーマ(猪俣猛オールスターズ)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by zuzuanemu at 00:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 歌謡曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

空飛ぶモンティ・パイソン

モンティ・パイソン。70年代にテレビ東京系で放送されていたらしいが、地方に住んでいる小学生にとって、普通に見ることは不可能な番組であった。
例によって視聴の不自由なな時間帯に放送されていたとしても、それを自分で見つけるほどのことはできなかっただろう。
だからこのコメディ番組の存在を知ったのは、もう90年代に近い頃だった。
一人暮らしで上京していて、偶然ハマった深夜ラジオ。それはコサキンのラジオだったが、やけにモンティ・パイソンの話題が出てくるので、一度見てみよう、と思った。
レンタルのビデオで見たのは、字幕スーパーのものだったが、けっこう面白かった。
それから衛星などで放送されたりすれば、よく見るようになっていた。モンティ・パイソンの映画をよくBSでもやっていたが、どうもビデオで見たテレビシリーズよりも、笑いがあまり理解できなかった。
そうこうするうち、モンティ・パイソンは裏ビートルズとも言われるものであるということが分かってきた。
その頃、遅れたビートルズファンになっていたのだ。それもコメディセンスに惚れて入ったファンである。
やっぱモンティ・パイソンとは縁があったのだ。
ミスター・ビーンも好きだが、あのイギリス独特な笑い、いや笑いって言うよりも毒ある風刺っていうようなコメディはなんとも痛快だ。
アメリカン・コメディの明るさも好きだけど、イギリス風は凝り出すと抜けられなくなるようなものがある。
で、モンティ・パイソンの場合、テレビ東京系で70年代にやっていた『空飛ぶモンティ・パイソン』で好きになったという人が圧倒的に多い。
これは日本語に吹き替えられていて、声優陣も、広川太一郎、山田康雄、納谷悟朗、といった、お名前を拝見するだけで見たくなるような方々ばかり。10年ぐらい前に、たまたま中古ビデオの中に、吹き替え版のビデオを1本見つけ、思わず買ったことがあるが、これは見たけどイマイチ面白くなかった。モンティ・パイソンのギャグは、比較的好みのものと、そうでないものの差が大きいから、逆にたくさん見れば凄く好みのものに当たるかもしれない、という思いに駆られてしまった。
そんなこんなで数年が経ち、思わず見つけてしまったのだ。日本語吹き替え版DVDボックスが出るってのを。これもたまたま、あまり行かない店で、発売情報を見つけてしまったのだ。
こりゃ〜買うっきゃない。
で、予約しちゃった。
どこまでテレビのまんまの吹き替え版が復活するのか分からないが、味わったことのない当時の雰囲気をぜひ味わえたらと思う。
話によれば、吹き替え版の音声は現存しないと言われていたそうだが、関係者などから集めて可能な限り再現させているのかもしれないから。
声優の方々のアドリブにはかなり期待している。
何せあのアドリブの大家?広川さんの吹き替えが聞けるってのがね〜嬉しいじゃないの。
『ミスターBOO』は吹き替え版じゃなきゃ嫌だ、っていう人が圧倒的多数なんだけど、あの 広川太一郎さんの絶好調なしゃべりが聞けちゃったりなんかして〜なんて口調までそんな感じになってしまいそう。
『キャスパー』のテレビ版も、悪役の広川さんがかなり面白かったもん。それにルパンと銭形のとっつぁんコンビが絡んで〜〜なんて、考えただけでも、でしょ。2月の発売日ももうすぐだ。
「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX
エリック・アイドル(広川太一郎) マイケル・ペイリン(青野武) ジョン・クリーズ(納谷悟郎/近石真介)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008-02-20
売り上げランキング : 28

関連商品
タモリ タモリ2 ラジカル・ヒステリー・ツアー 【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み) ザ・シークレット・ポリスマンズ モンティ・パイソン・アーリー・ビッツ Comedy Best
おすすめ平均 star
star待望の吹き替え!
star信じられないっ!!
star生きてて良かった・・・
starグレバッバ
starスタッフの皆様にこころから感謝・・・∞

曲名リスト
Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by zuzuanemu at 14:31| Comment(0) | TrackBack(1) | お笑い バラエティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

ヤッターマン

今週からアニメの新作、来年の映画化に向けて何かと賑やかなヤッターマンだが、この作品を最初に見たのは1979年の秋頃だったと思う。
それは再放送だったのか、はたまた住んでいた地域(局数が少ない)ではやっと放送になったのか、どう考えても再放送っぽい時間帯に放送されていた。
月曜から金曜の帯で、午後の5時ぐらいだったのかな。記憶では『太陽にほえろ』の再放送の後、そのまま見ていた気がする。たぶん午後4時50分ぐらいからだったのだろう。なにせ地方では再放送枠の時間帯がハンパな時間だったのだ。
で、その頃、ブログでもうるさいぐらい書いているが、大好きなボンが殉職したばかりで、何をやるにも気が抜けていた時期だった。ありがたいことに殉職後、やるせない夏休みを過ぎ、秋からスコッチ編の再放送が始まり、何とか気を振り絞っていた頃だったと思う。地元では3時55分(ハンパすぎ)から『太陽にほえろ』の再放送があり、ほとんどそれが生きる糧(大げさだが中学生にとってはかなり生活の大部分を占めていたもんだ)になり、その再放送を見終わると、また明日のその時間までが腑抜けになる。楽しみだった分パワーが落ちすぎる。
ここからヤッターマンの話になるが、この頃の記憶とヤッターマンがいつも結びついている。
『太陽にほえろ』の再放送が終わってすぐの時間か、はたまた再放送枠がヤッターマンに変わったか、とにかく気力の抜けた状態で見始めたアニメだった。
新聞のテレビ欄をチェックするのが日課だったので、このヤッターマンが新番組として紹介されていたのを覚えている。
ってことは、きっと遅れた新番組だったんだな。
あ〜おこちゃま向けのアニメか、なんて自分もおこちゃまに限りなく近かったのだが、小学生向けのアニメだと思いながら見つつも随分ハマってしまったのだった。
タイムボカンも再放送だったのかどうか、その後気に入って見るようになったが、たぶん最初に好きになったのは、この2作目のヤッターマンだった。
何が好きって、やっぱり悪役4人衆でしょう。ドクロベーも入れちゃってます。
ドロンジョ トンズラ ボヤッキー の3人組のギャグ、ギャグ、ギャグ。アドリブとも思われるあのセンスは、たぶんアニメ界でも先陣を切ってたんじゃないかって思う。
ギャグアニメはけっこう好きで、小さい頃から好んでみてるのは、笑いのエッセンスのある番組ばかりなのだが、ヤッターマンの悪役トリオのこの感じ、かなり好きでした。
一番覚えているのは、金太郎飴のメカと、それを色仕掛けで落とそうとする金子飴っていう女のメカキャラがたくさん出てきたもので、それが恋に落ち、いろいろ話が発展していく。
そういったメカでも遊ぶようになったり、木に登るおだてブタが出てきたり、変な方向に悪ノリしていった部分もありますが、その変な悪ノリもまたバカバカしくて笑えました。
ボヤッキーの「全国の女子高生の皆さま」って決まり文句もまた、今も通じるノリ。
ややタイムボカンと記憶がダブる部分もあり、どれがどっちだか分からないものもあるけど、あの悪役トリオの面白さは、タイムボカンシリーズにはなくてはならないもの。いや、悪役トリオこそが主役だと思っていつも見ていたもので。
あのトリオのエンディング曲もいいな〜
いつも同じ調子だけど、やはり一番歌いやすいのは、タイムボカンのガイコッツの歌かな。
ドロンボーの歌はかなり似ているけど、似せすぎて複雑になった感じがする。必ず3人は自分の名前を歌に出すけど、これも本編でよく歌いながらメカ作ったり、けっこうそれが笑えるんだ。
新しいリメイク版でも、彼らだけは時代を超えて変わらずにやって来た感じ。まるでタイムマシーンに乗ってきたみたいに。
ギャグは最新スポットの名前まで登場させて、相変わらずなのが嬉しかった。
オープニングテーマにはかなり賛否両論あったみたいだけど、あの時間帯もゆっくり見ていられる年齢じゃなくなっちゃったけど、世代を超えて楽しめるのは良いことだ。
公式サイトもあって、タイムボカン、なんで 今 これだけ力入れられてるんだろうね〜

http://yatterman.jp/
ヤッターマン DVD-BOX 2
大田淑子 岡本茉莉 小原乃梨子

B0000A5B3Q

関連商品
タイムボカン DVD-BOX1
タイムボカン DVD-BOX2
ヤッターマン Vol.5 ドクロストーンを手に入れるコロン
ヤッターマン Vol.1 出動!ヤッターマンだコロン
逆転イッパツマン DVD-BOX 1
by G-Tools
posted by zuzuanemu at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビまんが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

寺内貫太郎一家2

昔のドラマが大好きで、ボックスのDVDを買っているのに、ちゃんと見れずにいる作品がたくさんある。
貫太郎もじっくり見たい、と思いながら、最初から順番に見ることができないでいた。
この前(10月14日)水曜劇場の記事で、前シリーズよりちょっと暗い設定、と書いたこの作品だったので、買ってあったDVDを最初から見てみたくなり、1話と2話を見ることができた。

さて、見た感想を。
やはり向田邦子さんの脚本だ〜、そして水曜劇場だな〜と思った。
もちろんこれは褒め言葉。
昔見たときに暗い、と思っていた部分。谷隼人さん演じる、長男の婦女暴行事件(未遂だった)が常につきまとっていたせいだが、これは今回の貫太郎一家で、描きたかったテーマを強く出すための設定だったのだ、と見ていて思った。
それにしても、婦女暴行の回想シーンは非常にリアル。被害者の多江(池波志乃さん)が暴行される様子がまったく隠すことなく写され、今だったらぼやかすだろう部分が、逆にアップで表現されている。当時はかなり子どもが見ていたドラマだったはずだけど、ここまで出して大丈夫なのか〜、と思うぐらい。
それに演じている池波さんご本人の肉体(生々しくてすみません)そのまんま。
この頃、肉感的な女優さんとして人気があった池波さんだから、視聴者も平気で見ていたのか。子どもだった自分も、さほどびっくりもした記憶がない。
さらにもう一つ性的なテーマが隠されている。兄の事件で長女(風吹ジュンさん)の縁談が破談になる。だが、一方的に断ってきた相手とは、関係を持っていた。それを知っているのはお手伝いのミヨちゃんだけ。
こういう感じで1話が始まっていく。
だが、さすがに水曜劇場枠。ドラマ中コントみたいなシーンは今回も実に豊富。今見ても古くないテンポの良さだ。
特に毎回あるのは、石屋の従業員タメ(左とん平さん)岩さん(伴淳三郎さん)、向かいの花屋の花くま(由利徹さん)の息のあった 動き で見せる笑い。さらに何と言ってもキンばあちゃん(当時はまだ悠木千帆さん)とミヨちゃん(浅田美代子さん)のドタバタも凄い。後にこの二人の中に、節子(風吹ジュンさん)も入ってきて、お馴染みの天地真理のモノマネを冷静につっこんだりしていたのを思い出す。
コントでいけば、今回2話見て、あの超有名な、おばあちゃんの部屋のポスター(そうジュリーだ)が貼られてなく、ジュリーは無いんだ、と1話で言われている。寺内貫太郎一家2ではずーっとジュリーは無かったんだっけ。
そして2話では、ゲストにダウンタウンブギウギバンドが出てくるのだが、この登場の仕方が水曜劇場らしい。墓地での演奏シーンまであり、ここでばあちゃんのセクハラが。
う〜ん、このDVDを素直に書いているだけで、やばい言葉がどんどんキーワードになりそうで怖い。
1話もさることながら、2話などは、かなりテーマを強く出すための迫真のシーン、台詞があり、途中まで大丈夫なのかなとさえ思うのだが、そこはさすが。まとめるべき人が、説教くさくなく、深いことをさらりとかわしてくれる。
その前に息抜きを。

貫太郎の喧嘩シーン。これで秀樹さんが腕を骨折した話はかなり有名だが、投げ飛ばされて這い上がってきた周平(西城秀樹さん)が、投げられる前まで何でもなかったのに、いきなり腕をかばい、ギブスをして出てくるというのが、テレビ探偵団でもネタになったことがある。
そのシーンはかなり話が進んでからだろうと思っていたら、第1話の朝の茶の間のシーンでもう出てくる。
周平は第1話ではずっと同じ衣装を着ているが、ギブスをしているシーンと、そうでないものがバラバラに出てくる。撮影の順番さえ伺えそうで、秀樹の腕ばかりつい見てしまう。
2話になると、周平がギブスをしているのは、スポーツで骨折した、というような説明がちゃんと台詞に入ってる。それもわざとらしくなく日常会話の中に入れている。

息抜きはこれぐらいにして、このドラマのテーマについて。2話まで見ていて感じたのが、生と性について、じゃないのかな、と思った。
特に性を考えた上での、人間についてがテーマのような気がする。
2つは切り離せないものなのに、性だけを特別に扱ったり、隠したり、タイミングの違いだけで不純なもののように言われたり、ということを、ホームドラマという舞台の中、やさしくかつ直球で見せてくれる。
おもしろくて笑える場面の中に、こういうドキッとするようなものが時々混じる。よく見ていれば、コントシーンにも何かが隠されている。これが初期の向田さんのホームドラマなのだ。
後の金曜ドラマ『家族熱』や『幸福』、NHKの『阿修羅のごとく』や『あ うん』のような、笑いのオブラートが減った分、さらに鋭さが増す辛口ホームドラマになる前の、ちょっとだけ突き刺さる部分がある向田ドラマが、ここではまだ楽しめる。
どちらが好きってことじゃなく、どちらも大好き。
自分にとって一番好きな脚本家は、やはり向田邦子さん。それは未だ変わらず、超える人もなかなか現れない。

さて、笑いの中にもテーマが、っていう点で、おばあちゃんがミヨちゃんのスカートをおもいっきり捲るシーンがある。これって少しはテーマに関係しているシーンだが、それにしてもここまで景気よく捲っちゃうとは。
このドラマを昔見て、一番覚えていた話は、タメさんがミヨちゃんに夜這いをする回だ。この話で夜這い、って言葉を覚えたんだけど、子どもだったからそんなに深いもんだと思わなかった。でも本来それでいいんだよな〜とも思う。そんなに騒ぐようなものでもないんだ。子どもが一番、生や性に素直なのかも。
でもこの中で出ている、婦女暴行とか婚前交渉とか、ましてや夜這い、なんて言葉。もう意味すら知らない人もいるのだろう。
言葉が軽くなった分、オープンになって、で、良くなったか、っていえば、そうでもないような。

最後にもうひとつだけ
前作より2のほうが明るめになったのは、なじみの飲み屋の女将。前の時は恋人と心中を図りそうな女性だったのに、2はピンキーこと今陽子さんが健気で明るい女将を演じている。
着物姿だが、ショートヘアで活発な娘さん風。だけど貫太郎の気持ちを癒やしてくれるような、しつこくないやさしさがある。
こんな感じの人こそ、その奥に見えない苦労があったのかもしれない、なんて想像も出てくる。この女将がどんなラストシーンを見せてくれたか覚えてないので、これも見る楽しみにいれておこう。

寺内貫太郎一家2 BOX(1)
小林亜星 加藤治子 谷隼人

寺内貫太郎一家2 BOX(1)
寺内貫太郎一家2 BOX(2) 寺内貫太郎一家 BOX(3) 寺内貫太郎一家 BOX(2) 時間ですよ 1971 BOX3 時間ですよ1973 BOX1
by G-Tools
posted by zuzuanemu at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ホームドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

僕たちの大好きな団地 33.3分の1

アマゾンで見て、ずっと欲しいと思っていた本『僕たちの大好きな団地』を買った。もう2週間ほど経っているが、ブログに団地のことを書くかな、と思っていたら、14日のNHKアーカイブスで、藤沢の善行団地が入居を開始した頃のドキュメンタリーを放送していた。
1965年放送、現代の映像「33.3分の1」
この数字は、団地の入居者をくじ引きで決め、当選する確率だ。まさに100人に3人の幸運を掴んだ人たちの物語。
さて、これが放送された頃、わたしは都内の都営住宅に住んでいた。って言っても、生まれて間もない頃だ。わたしたち一家は、その団地に前の年から住んでいる。やはりくじ引きで決めたらしい。何度も落選していた父は、結婚を決めて初めて団地に入ることができたそうだ。そのときの手紙を読んだことがある。団地に入れる人の条件も書いてあった。都営だったので収入に制限があった。若い夫婦や母子家庭の人が多かったのもこの制限によるものだ。だから周囲は同じような生活レベルの人が多く、同じような家族構成の人も多かった。
『僕たちの大好きな団地』は、ノスタルジーを求める人にも、団地のフォルムそのものが好きな人にも好まれそうな本だと思う。ただどちらかといえば、後者の人を中心にしているかな、とも見受けられる。
構成は
序章 聖地・赤羽台団地を訪ね歩く
第1章 なつかしの昭和30年代−2DKの誕生
第2章 集まれ!!団地探偵団
第3章 団地カタログ
という感じ。

序章では、団地の基本用語集があり、建物のかたち、方角による建て方など、住んでいるだけでは分からない、ほんとうに団地を建築物と見た場合の知識を得ることができる。わりと興味深い。
それを受けて、花形とも言えるスターハウスを実際に鑑賞できるよう、実践的な記事が続く。
団地を彩る脇役、オブジェや給水塔のフォトコレクションも。こちらは素直にノスタルジーを感じる人あり、フォルムそのものを愛でる人あり、だろう。
団地生活経験者であり、建物フェチでもある、大江千里さんのインタビューも面白い。5歳で団地から離れた自分にとっては、ずっと暮らしていたらこうだったのかな、という想像も膨らんだ。

第1章は、写真を見るだけでも昭和30年代から40年代初めの雰囲気が味わえる。ちなみにここに載っている写真って、うちの写真じゃないか、ってぐらいそっくりだ。多分どこの家でもこの頃はこういった感じの写真が多かったのだろうと思うが、当時みんなが揃えたインテリアが、思い出の中にはあるものの、こういう名前のものだったんだよ、ということまで分かってくる。主観的なだけだった思い出の風景が、客観性を持って蘇らされるのだ。
この中の写真を、いま40歳前後以上の人が見たら、きっとあるある話で盛り上がるだろうと思う。ビニールシートを被せたような椅子や、子どもの玩具、あの時代によく見かけた作りのタンス、その上のポーズ人形(当時はフランス人形って呼んでたが)、東郷青児の絵。
今思い出すと気づくが、当時はビニール製品が多かった。ほとんどの友人が、写真でビニールでできた空気で膨らます人形と写っている。さらにその下には、柄のあるビニールのシートのようなものが敷かれている。どこの家でもだいたいそうなのだ。このビニールのシートって、流行だったんだろうか。すごく気になるが、このシートのことは本にはなかった。誰か教えてください〜

第2章は団地マニアの方々の座談会がメインだ。専門知識も豊富なマニアの方々の意見も、知らなかったことが分かり面白い。団地生活のあるある物語も、早いうちにリタイアした者にとっては空想が膨らむ。

第3章は有名な団地の写真とデータを集めたもの。
正直こういったものがメインだと思っていたが、さすがムック本だけあり、団地というものの魅力を、様々な角度から見た構成になっている。

どちらかといえばノスタルジー派に近いので、第3章の企画をもっと幅広く、深くしたような写真集などが出ないかな、と思う。
70年代頃までは、かなり団地は身近な存在だった。
初めて暮らした住宅であり、当時の生活もけっこう覚えていることが多い。
当時大阪在住のいとこは、千里ニュータウンにいたし、新潟のいとこも団地のようなアパートにいた。
まさにその頃の匂いさえ感じるような建物なのだ。
だが、団地の歴史は、同潤会アパートよりもさらに前まで遡ることができる。そう思うと、初めて同潤会の建物を見たとき、懐かしさというよりは、格好良さを感じた。まるで50年代の外国映画を見ているようだとも思った。
70年代の記憶のない人たちは、古い団地を見るとどう思うんだろう。
そういう人たちと、子ども時代のノスタルジーを思い出す世代と、さらにくじ引きをして住人になった世代と、それぞれがどう思うのか、もちょっと興味深い。

僕たちの大好きな団地―あのころ、団地はピカピカに新しかった! (洋泉社MOOK シリーズStartLine 13)僕たちの大好きな団地―あのころ、団地はピカピカに新しかった! (洋泉社MOOK シリーズStartLine 13)
長谷 聡 照井 啓太 青木 俊也

洋泉社 2007-03
売り上げランキング : 21794

関連商品
再現・昭和30年代 団地2DKの暮らし (らんぷの本) 工場萌え ワンダーJAPAN 4 (2007 SUMMER)―日本の〈異空間〉探検マガジン (4) (三才ムック VOL. 158) ワンダーJAPAN―日本の《異空間》探険マガジン (1(2005 Winter)) (三才ムック (vol.115)) ダム
おすすめ平均 star
starそういえば、
star団地解説の画期的本!

曲名リスト
Amazonで詳しく見る
by G-Tools
タグ:団地
posted by zuzuanemu at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 街並み 建物 遊び場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

水曜劇場

ホームドラマカテ書き始めにあたり、大ざっぱにホームドラマを考えてみると、TBS系のものが大半を占めてくると思う。
まず最初に紹介すべきは、ドラマで一番好きだったともいえる『寺内貫太郎一家』を放送していた枠、水曜劇場だろう。
水曜劇場の枠で有名だったドラマは、貫太郎一家の前にやっていた『時間ですよ』そして数年後にやっていた『ムー』シリーズがヒット作の中心的存在だ。
時間ですよのシリーズだと、70年に第1シリーズがはじまり、浅田美代子さんが登場する第3シリーズは73年、そして寺内貫太郎一家の74年につながっていく。
DVDになっているのは、どうやら第2シリーズと第3シリーズらしい。
10年以上前にテレビでも再放送をしていたが、たぶんそれは第2シリーズだったと思う。まだお手伝いさんがミヨちゃんではなく、西真澄さんというショートカットのボーイッシュな女の子だった。
そして脚本家は松田暢子さんがメイン。てっきり向田邦子さんだと思っていたら、ほんの何話かを書かれているだけだった。これは『パパと呼ばないで』ぐらいの登場数。
だが再放送でみたときの向田さんの回は、いしだあゆみさんが主役になって展開する話で、後の深いホームドラマへと変わっていく向田作品を思わせるものだった。
なにしろ『時間ですよ』は裸が出てくるドラマということで、あまり子どもは見せてもらえなかった。当時の9時っていうのは、10歳未満の子どもが見るような時間帯じゃなかったのだ。まあ我が家での話だが。
貫太郎一家も途中から見るようになった。この枠はあまり子供用ではないと思っていたから。だが、5歳上のお姉ちゃんのいる友人は、わりとこういった大人向けの作品をよく知っていて、アイドルの秀樹やミヨちゃんが出る面白いドラマだ、と勧めてくれるので家でも見ることになったのだった。
そして友人よりもハマってしまうのである。
それは『寺内貫太郎一家』を単独紹介するときに書くことにして、今回は水曜劇場の流れをちょこっとだけ。(いや たっぷりになりそう)

貫太郎一家は2も作られる。どちらもDVDになっているので今でも見ることができるのだが、この2作品の間に、時間ですよのシリーズが1本入る。
それが『時間ですよ 昭和元年』
わたしが当時最も憧れていた職業であるのが水曜劇場のお手伝いさん。
タレントになってこの役がやりたい、っていうんじゃなくて、ドラマの世界に入ってお手伝いさんになりたかった。
その輝かしいお手伝いさんになっていたのは、ここでは谷口世津さんという新人の女の子だった。
当時はミヨちゃん大好き小学生女子だったので、ミヨちゃん以外がお手伝いさんなのがなんだか嫌だったものだった。その浅田美代子さんは、前髪をおもいっきり上げて、昭和初期の乙女になりきっていた。おかみさんの森光子さんの娘役だ。
どうもこの作品は昭和初期の薄暗い雰囲気が印象に残っていて、子ども的には貫太郎一家のほうが面白かった。
なにせミヨちゃんが娘役なのがどうも収まりが悪すぎる。自分にはお手伝いさん役こそが花形だと思っているわけだからなのだが。
谷口世津さんは、もっと深い時間帯の『悪魔のようなあいつ』で、ちょっと難しい役を演じていて、これも子供心にショックだった。セッちゃんの歌っている「わたし」は、ミヨちゃんの歌っている「少女恋歌」よりもいい歌だった。
それにこの番組で最大のヒットになった挿入歌は、飲み屋の男女のテーマになった「昭和枯れすゝき」これだから薄暗い印象だったんだわ。

それから待望の寺貫の2がはじまる。
個人的にこっちより1の方が好きだったのは、こちらは1以上に重いテーマがあったから。
1では長女の梶芽衣子さん演じる静江が、幼いときに仕事場の石の下敷きになって足が不自由になるという設定だった。そして静江は子持ちのバツイチ男と付き合っている、というのが父と娘のテーマになっていた。
今思えば、貫太郎は向田さんのお父さんがモデルだから、静江にご自身を重ねた部分があったのかもしれない。「向田邦子の恋文」の中でも、妻帯者を愛していたとある向田さんだったから、頑固者で娘に世間的に恥ずかしくない結婚をさせたい、と願う父の想いと、自分の気持ちに正直でありたい娘の想いが、これだけリアルに、丁寧に描けたのだろう。
そして2になると、静江という娘ではなく、節子という風吹ジュンさん演じる娘が登場する。さらに秀樹さんがやっていた周平は変わってないが、その上に長男の谷隼人さんがいて、婦女暴行という暗い過去を背負っている。
なんだかこの長男がいやに暗いイメージを引きずっていて、節子も風吹さんのキャラがやや浅田美代子さんにカブっている部分があって、見ている側にはちょっとスッキリしない部分が多かった。
それもこれもまだ小学生だったからであり、大人になってから見れば、きっと暗いと感じていた部分にも深さを感じることができるのであろう。
水曜劇場のお手伝いさんがキラキラしていた時代は、この後『ムー』の岸本加世子さんでやや取り戻すまで、ひとまずお休み状態になる。
挿入歌でいけば、新人を売り出すために歌を歌わせる、というのがこの枠の伝統でもあったが、ここでは男の子が出てくる。それは石屋の従業員、白鳥哲さんだが、歌は吉田拓郎さん作曲の「ひとりだち」
その前年、拓郎さんは美代子さんの「じゃあまたね」も作曲しているが、アイドル系の作曲がわりと多くなってくる。この歌も拓郎さんらしい軽快な曲で、少年から青年に変わる白鳥さんの印象を強くさせている。
また、前作のさくらと一郎のヒットもあり、飲み屋のテーマも強化されているのか、レトロな帽子と腹巻き姿の流し、徳久広司さんがギター1本で歌い歩く「北へ帰ろう」もヒットした。
徳久さんは元々作曲家だったのか、その後ご自身が表に出て歌うことはなかった。考えてみれば小林亜星さんも作曲家。(小林さんとは師弟の関係だそうだけど)つくづく久世さんの交友関係の幅広さ、人材を選ぶセンスの鋭さを感じてしまう。
さらに徳久さんはその後もいい曲をいっぱい作っていて、そのたびに「貫太郎一家の変な流し、なかなかやるな」と失礼ながら思っていた。個人的には太陽にほえろの挿入歌にもなった、ボン刑事、宮内淳さんの「夕焼けの街」がすごく思い出深いけど。

この後の『花吹雪はしご一家』は、アイドル的存在なのが相本久美子さん。近藤久美子から相本久美子に改名したのもこのドラマの頃。挿入歌の「初夏景色」は良い曲だった〜。そう思ったのは数年後の再放送の頃。放送当時はきちんと見ていなかった。なにせ大好きな美代子さんがちょっとワルのお姉さん役だったのが嫌だったのだ。
美代子さんはこの頃、ちょっとワルなイメージを出していたのかもしれない。太陽にほえろの裏番組『あこがれ共同隊』でも、途中から不良のヨウコさんっていう役で出てきた。
ここでも白鳥哲さんがいい歌を歌っている。「赤い鼻緒とブルージーン」という歌だが、情緒のある曲で、水曜劇場にはぴったりだ。水曜劇場の挿入歌は、時間ですよの時代から、なかなかの名曲が多い。

時代はさらに流れ、はしご一家の後に、今見るとすごいキャスティングのドラマがあった。
『さくらの唄』というのだが、ドラマ名も今までずっと分からなかった。
当時たまたま見たワンシーンが凄くて、それは田村正和さんと桃井かおりさんが、お互いに自分のしゃべり方が「ひとからいつも変だと言われる」というのを語り合っているシーンだ。
そこだけたまたま見たのだが、当時二人のしゃべり方が子供心にすごく変だと思っていたから、その台詞はかなりツボに入り、ずっと忘れられずにいた。
脚本は山田太一さん。これも凄いよね〜。きっと通してみていたら、しみじみした良いシーンなんだろうな〜。
つくづく子どもって。
だが後になって分かったのが、このドラマ、設定も凄すぎる。
若山富三郎さんと加藤治子さんの娘が、樹木希林さんと桃井かおりさん。
桃井さんは田村さんと何かしらあったのだろうと思うが、樹木希林さんがこのドラマの中で結婚するのが、なんと美輪明宏さんなのだ。希林さんと美輪さんの夫婦って ね〜

このドラマからムーまでに『ふたりでひとり』というドラマがある。こちらは全く見てない作品なのだが、設定的にもキャスティング的にも、かなり独特なものだったようだ。
キャストだけでも、小川真由美さん、山城新伍さん、島田正吾さん、荒井注さん、泉ピン子さん、丹波哲郎さん、小林亜星さん、天地真理さん、夏木マリさん(このドラマで女優デビュー)と、どういうドラマなんだか想像が付かないぐらい幅広い。
プロ野球選手の裏側を描いたドラマだったため、ゲストに当時の現役選手、野球関係者も大勢出演されているそうだ。ゲストでは、主題歌を歌った都はるみさんも登場しているらしい。目立たないところでもすごいことをしている水曜劇場。当時のこの時間枠、そしてドラマ界の勢いを感じてしまう。

さて、この後が『ムー』になるのだが、当時は小学校の高学年だったわたくし、同級生でもひろみファンはこのドラマを欠かさずに見ていた。芸能雑誌でもかならずムーは登場していた。
だがうちは『欽どこ』派。裏番組の『欽ちゃんのどこまでやるの』を見ていた。後にわらべが出てきたものより、初期のほうが好きだったぐらい。東京の五本木というところに住んでいた欽ちゃん夫婦。見栄晴が生まれてからしばらく人形だった時代。
だから六年生の修学旅行の時、ムーを見たい子と、欽どこを見たい子の間で、チャンネル争奪戦があり、ドラマは1回見ないと気になるから(っていっても水曜劇場は連続じゃないけどね)ってことでムーに譲った覚えがある。
そのとき初めてムーを見て、お化けのロックも聴けたのだった。コマーシャル中は欽どこに変え、みんなで見ると、ムーも欽どこも面白かったな、という思い出ができた。

これらのデータ的なものは、水曜劇場の挿入歌を集めたオムニバスCDのライナーノーツを参考に書かせていただきました。
下記でも紹介しますが、水曜劇場の時間ですよというCDは、この枠のファンだった方には必携のアイテムだと言えます。ファンはほとんど覚えている懐かしい曲ばかりですが、見てなかったドラマのこと、今聴いて思い出したあの曲、水曜劇場を耳で思い出せる作品が網羅されているだけでなく、鴨下信一氏、久世光彦氏のインタビューも興味深いです。
水曜劇場の全作品、番組リストも最終ページに記載されています。リストによれば1982年『橋田ドラマ 結婚』まで全52作。事件モノ、捕物帖も初期の頃にはあったものの、ほぼホームドラマ、それも個性的で楽しいホームドラマを送り続けたこの時間帯は、小さい頃からずっと楽しませていただいた素敵な時間だった。
この時間帯に太刀打ちできるのは、同じTBSの木曜8時の時間枠だと思う。こちらには『肝っ玉かあさん』『ありがとう』という大番組が揃っていて、理屈無しで笑ったり泣いたりできる人情味溢れるドラマ枠だった。
今でも月9などの時間枠はあるが、その時間帯ならではの良質なドラマがあった時代、もうあんな作り方ってできないんでしょうか〜
TBS 水曜劇場の時間ですよTBS 水曜劇場の時間ですよ
さくらと一郎 谷口世津 浅田美代子

Sony Music Direct 2003-10-22
売り上げランキング : 25330

関連商品
ムー/ムー一族 コメディードラマ・ソングブック 70’s TVテーマ・コレクション CMソング・グレイティスト・ヒッツ 70’s TVヒッツ・コレクション Vol.2
おすすめ平均 star
star70年代の匂いとのどかさを感じます
star70年代ドラマファン、感涙の企画盤
starおかみさん!時間ですよ〜Byマチャアキ

曲名リスト
1. 時間ですよのテーマ / 音楽 : 山下毅雄
2. 涙から明日へ(堺正章)
3. 恋は水色(天地真理)
4. 水色の恋(天地真理)
5. ひとりごと(西真澄)
6. 赤い風船(浅田美代子)
7. 街の灯り(堺正章)
8. 東京下町あたり(森光子)〈時間ですよ昭和元年〉
9. 時間ですよ昭和元年のテーマ(音楽:ボブ佐久間)
10. 昭和枯れすゝき(さくらと一郎)
11. わたし(谷口世津)
12. 少女恋唄(浅田美代子)〈寺内貫太郎一家〉
13. 寺内貫太郎一家のテーマ(井上尭之バンド)
14. しあわせの一番星(浅田美代子)
15. 虹の掛け橋(浅田美代子)
16. リンゴがひとつ(小林亜星,いけだももこ)〈寺内貫太郎一家2〉
17. 寺内貫太郎一家のテーマ(井上尭之バンド)
18. 北へ帰ろう(徳久広司)
19. 23才(風吹ジュン)
20. ひとりだち(白鳥哲)〈おはよう〉
21. 春・夏・秋・冬(後藤明)〈花吹雪はしご一家〉
22. 初夏景色(相本久美子)
23. 赤い鼻緒とブルージーン(白鳥哲)〈さくらの唄〉
24. さくらの唄(美空ひばり)〈きんきらきん〉
25. “きんきらきん”のクロージング・テーマ(渡辺貞夫)〈待ってますワ〉
26. “待ってますワ”のクロージング・テーマ(渡辺貞夫)

1. ムーのテーマ(ムー一族)
2. 北風よ(岸本加世子)
3. 裏町マリア(町田義人)
4. お化けのロック(郷ひろみ+樹木希林)
5. 帰郷(郷ひろみ)〈ムー一族〉
6. 暗闇のレオ(クリエイション)
7. しのび逢いのテーマ(ルネ・ジュリアン・グランド・オーケストラ)
8. 林檎殺人事件(郷ひろみ+樹木希林)
9. HELL OR HEAVEN(郷ひろみ)
10. 短篇小説(桂木文)
11. 世迷い言(日吉ミミ)〈ふたりでひとり〉
12. ふたりでひとり(都はるみ)
13. 夢ほのぼの(天地真理)〈せい子宙太郎 忍宿借夫婦巷談〉
14. 桃花源(さだまさし)〈熱愛一家LOVE〉
15. 愛は心のフルコース(SHOTGUN)
16. 結婚します(ヒストリー)
17. 湯の町放浪記(森光子)〈なぜか初恋・南風〉
18. HAPPY BIRTHDAY(さだまさし)〈しあわせ戦争〉
19. 一枚の絵(財津和夫)〈拳骨にくちづけ〉
20. 愛はルフラン(高橋真梨子)〈茜さんのお弁当〉
21. ジェームス・ディーンのように(Johnny)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by zuzuanemu at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ホームドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

カックラキン大放送 その1

♪これからはじまる これからはじまる カックラキンの大放送〜♪
で始まっていた頃から、録音までしながら見ていたカックラキン大放送。
そうそう、♪みなさんこんばんは〜♪ってまず、五郎さんが歌っていたんだよね〜
そうして会場の女の子の黄色い声で「こんばんは〜」って入り、イントロがはじまる。
わたしが住んでいた地域は、民放が当時2局しかなくて、カックラキンは水曜日の七時からでした。東京などでは『太陽にほえろ』のすぐ前の時間帯だったようですが。

この番組を最初に見たのは、ちょうど五郎さんがヘルニアで入院していたとき。二郎さんとナオコさんが電話でお休み中の五郎さんとお話されていたのをたまたま見ていました。
誰かがピンチヒッターで出ていたようですが、そこまで覚えてません。
その頃のオープニングは、3人のお名前を数字で表して、2のところから二郎さん、5のところから五郎さん、7のところからナオコさんが登場するオープニングでした。
5の代役だから、もしかしたら郷ひろみさんだったのかもしれません。カックラキンの五郎さんの代役というと、なぜかひろみさんなんですよね。

毎週見るようになったのは、1976年の秋頃。五郎さんが『きらめき』を歌っていたとき。
その頃のオープニングは、最初に書いたようなものでしたが、数字のオープニングから変わったのはいつなのか分かりません。
また、マチャアキさんが最初のレギュラーだったそうですが、そのときも分かりません。マチャアキさんのバラエティというと、やはり『ハッチャキマキャアキ』しか思い出せないんです。カックラキンもその後レギュラーだった時期もありますが、日テレにはマチャアキさんの出る良質なバラエティがけっこう存在してますね。

さて、一番熱中して見ていた時期、それは1976年後半から一時期五郎さんがレギュラーから離れるまでの半年ぐらい。たしかこのときは、マチャアキさんと交代したような。『刑事ゴロンボ』のコーナーが『堺先生のドクター日記』に変わったんだっけ。いや、郷ひろみさんになって『ミスターGOO』になったのか。どうもひろみさんになったのは、1979年の春だった気がするので、最初は堺さんだったのか、それとも最初の時もひろみさんもレギュラーだったのか、これは定かではありません。ひろみさんのファンだった方がよく分かるんだろうな〜
だってこっちはゴローファンだったので、レギュラーが交代しただけでもうがっくり。毎週は見なくなっちゃった覚えもあります。

そのよく見ていた時期のものは、まずオープニングが終わるとすぐ、『お笑いお茶の間劇場』というコントのコーナーがありました。
一軒家のセットがあり、そのお茶の間にいろいろな人がやって来るのですが、この家の主人は二郎さん。ナオコさんがその娘。さらに離れにプレハブ小屋みたいなのがあって、そこに下宿人の五郎さんが住んでいる。まるで犬みたいにね。
二郎さんの弟のだん吉さんは、近所で美容師をやっていたんだっけな〜 一部のレギュラーが変わって、ほとんど同じ設定でやっていた頃と、だん吉さんの設定が変わったのかどうか覚えてないんですが、後半のほうは登場するときにいつもシャカタクの曲で出てきてました。
また、出前持ちで売り出し中のアイドルが出演してましたが、1976年頃は新人の芦川よしみさんが「よしみ軒」という店の店員でデビュー曲の『雪ごもり』をプッシュしていて、出るたびに自分の歌の宣伝を盛り込んでました。
芦川さんの前にどなたかが出ていて、あとは1978年頃から太川陽介さんが酒屋の御用聞きみたいな感じで『Lui−Lui』を歌いながら登場していました。
セミレギュラーでは、郷ひろみさんの妹に森昌子さんと高田みづえさんがいた覚えがあります。ひろみさんの設定は五郎さんの友達だったのか、秀樹さんもよく出ていたけど、レギュラーにはなりませんでした。
あとは二郎さんの親戚で堺さんや井上順さんがいたんだっけな〜
あおい輝彦さんは、五郎さんの先輩だったかな。
沢田研二さんも関西弁で何かの役をしていた気がします。淳子さんや百恵さんも出ていたと思うけど、これといった設定でもなかったような〜
そうそうピンクレディーも出ていたと思うけど、当時のアイドルが驚くほど出ている番組だったんです。
そしてこのコントの一番の見せ場、ホームドラマっぽいいざこざが毎回繰り広げられ、いつもそれを下宿人が解決します。そのときにプレハブから「ちょっと待ちたまえ」という声が出て、音楽に乗って五郎さんが登場。「話は全部聞きましたよ」と説教を始めるのです。その登場のBGMは、五郎さんのシングル『美しい愛のかけら』のサビ前の伴奏で、この歌を聴くと、いまだにどうしても「ちょっと待ちたまえ」と言いたくなってしまいます。
ここでの五郎さんの説教で、だいたいの問題は解決します。説教といっても、その中にかなりのダジャレあり、ギャグありで、今考えるとよくこれだけの台詞をスラスラ言ってるな〜と感心します。まだ20歳のアイドルですからね。

このコーナーのあとに、ゲストの歌のコーナーがあり、そして『ナオコおばあちゃんの縁側日記』『刑事ゴロンボ』などのショートコーナーがあります。
なぞなぞ虫が始まったのは、78年ぐらいから。ゴロンボの犯人がカマキリなのは、いつからだったのか。この頃もそうだったのかな〜 いや78年ぐらいからだった気がするんですが、とにかくいつも被害者になるのは車だん吉さん。
「今日はだいじょうぶだと思ったのに〜」なんて言いながら息絶えていくのです。

それからまた歌のコーナーがあり、ラストはいつも五郎さんの最新ヒット曲でした。その前にナオコさんが歌うときがあったり、また堺さんが出ているときに名物だったのは、しりませんたろう君。ナオコさんの曲前あたりに登場して、あれこれ注文を付けたり追いかけ回すファンらしき男の子で、堺さんが扮しているんですが、この子のキャラは今でも強烈に覚えてます。
で、レギュラー陣の歌の後はエンディングですが、よくカックラキンのエンディング曲というと、
♪楽しかったひとときが 今はもう過ぎてゆく♪
を思い出す方が多いですが、この頃の歌は
いまこそ〜 
と五郎さん以外の出演者が(いやコーラスの人なのかな)歌っているところに、五郎さんが
こんなひととき〜
と続けて、あとのコーラス役の方たちが わかれのとき〜 と歌い、ハミングになります。
その部分で五郎さんがひとこと言うのですが、必ずギャグで終わり、最後のひとこと「たまんねっす また来週」って言うんですよね。
何か椅子のようなところに座ってますが、その周りに二郎さんやナオコさん、ゲストの人たちもいて、みんなで手を振っている。いい時代のバラエティーショー、っていうエンディングなんです。
丸いカップみたいなところに座るのは、たぶん78年頃のだと記憶してます。その78年頃のものと、76年頃のものでは、微妙に変わってる部分があるため、今回はカックラキンの大まかな思い出と、76年ぐらいのもの中心にやってまいりました。

この番組で新御三家の中では、というよりも男性歌手の中では五郎さんが一番好き、という小学生になりました。
ひろみさんはデビュー当時にちょっとかわいいな(すごくお兄さんだったけど)と思ったり、秀樹さんは貫太郎一家で大好きでしたが、あたしって五郎だけ好きになってないな〜と思っていたら、最終的には五郎ファンで落ち着いちゃってました。
ファン歴もう30年以上だな〜 ここでもそんな野口五郎さんについて、いっぱい書いていきたいと思ってます。

posted by zuzuanemu at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | お笑い バラエティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

テレビまんがだったアニメ

アニメという言葉が当たり前になったのは、いつ頃だったのか。
70年代の子どもたちは、テレビで放送されるアニメーションを、テレビまんがと言っていた。
テレビまんが の響きが似合うもの、それは『ど根性ガエル』や赤塚不二夫さんの一連のギャグ漫画のイメージがある。東映では子ども向けの動画を大集合させた映画会を『東映まんがまつり』と銘打っていたのだから、やはりテレビでやってるのは、テレビまんが なのだろうなーと思わされる。
『ルパン三世』の第二シリーズが人気を博していた頃、もうアニメという言葉が何となく席巻していた感がある。劇中のサウンドトラックが商品化され、それらはアニメのサントラという風に分類されていたはずだ。

ここのカテゴリー名はあえて テレビまんが にさせていただいた。
もしかしたらアニメと呼ばれている頃の作品も書いてしまうかもしれない。
いつから呼ばれ出したのかがよく分からないので、まあノスタルジーを感じたり、今でも心に残っているアニメ作品、といった感じで分けさせて頂いている。


自分がテレビというものに接して、記憶に残っている一番古いアニメというと、きっと『魔法使いサリー』だと思う。サリーちゃんや『ひみつのアッコちゃん』の主題歌を小林亜星さんが作曲する際、女の子になりきって作った、というエピソードを聞いてから、どうも思い出すたびに、パッとサイデリアの女装した小林さんの姿が浮かんでしょうがないのだが、見ていた頃はこの夢のような世界に完全に入っていたものだった。
どちらも思い出があるものなので、また改めて書いてみたい思う。


アニメの主題歌を集めたCDというと、今から20年ぐらい前、ちょうどわたしたち世代が懐かしがる年齢になってきたせいか、オムニバスのものがたくさん発売されてきたという記憶がある。
バイト仲間の男の子がクリスマスパーティに持ってきて、みんなで懐かしがりながら聞いていた。
そのあと主題歌を歌う水木のアニキや、堀江美都子さん、ささきいさおさんなどがテレビにもよく出演されるようになり、ただ子どもだけのもの、というイメージから、確立されたひとつの音楽ジャンルとして認められるようにもなったのかな、と思う。


水木さんがコサキンのラジオに出てきたときは、ルーが化けてるのかなと思ったぐらいだが、その頃ぐらいからすっかりアニキと呼ばれ、このジャンルのトップランナーのような存在になってしまった。
アニメソングのカテゴリーもちゃんと作るべきなのかもしれないな、と書きながら思ってしまった。

テレビまんが主題歌のあゆみ
テレビまんが主題歌のあゆみ上高田少年合唱団 ボーカルショップ 曽我町子

コロムビアミュージックエンタテインメント 2005-12-21
売り上げランキング : 17007

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
続・テレビまんが主題歌のあゆみ
続々・テレビまんが主題歌のあゆみ
テレビまんが懐かしのB面コレクション
続・テレビまんが懐かしのB面コレクション
続々々テレビまんが主題歌のあゆみ
posted by zuzuanemu at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビまんが | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

さらば鉄道会館ビル

東京駅八重洲口の顔でもある、鉄道会館ビル。大丸が入っているビルだといえば分かりやすいと思う。
このビルが50年以上にわたる歴史にピリオドを打つ。
最近は盛んに近代的なビルに建て替えられている東京だが、これは老朽化による地震対策もあったり、産業の活性化のためでもあるだろうし、理由はいろいろあるだろう。
鉄道会館ビルは、ヒートアイランド対策にもなるそうで、夏に『ガイアの夜明け』で聞いたとき、取り壊しの残念さが少しは薄くなった。
でも、東京駅は八重洲口をよく利用していた者にとって、あのビルが失われるのはなんだか寂しい。
70年代をテーマにしているブログだが、このビルに関しては70年代に訪れた思い出はほとんど無い。だが、築年数の古さもあり、居るだけで懐かしさを感じさせる建物のひとつだった。
有楽町の交通会館もそんなビルのひとつだし、銀座線神田駅の須田町地下街も似た雰囲気があった。


鉄道会館ビルの魅力は、なんといっても、その不思議な造りにある。
大丸の8階フロアから大丸ミュージアムに行こうとすると、直通で行けない階段がある。それは結婚式場のルビーホールが11階と12階にあり、ミュージアムも12階にある。ルビーホールのある場所へとつながっている階段を上っていくと、ここから先は行けませんという看板にぶつかり、9階や10階などで足止めを食らって、フロアをあちこち歩き回らされる羽目になる。その9階10階ぐらいのフロアには、鉄道会館ビルらしい、都道府県のアンテナショップの走りみたいなものがたくさんあり、同じような造りの事務所っぽいところを何度も行ったり来たりして、まるで起きられない朝に見る、遅刻する夢みたいだと思えたものだ。
現実なのに夢みたいな錯覚を起こさせる、つげ義春の漫画っぽい感覚にさせられる場所でもあったのだ。

その思い出深いフロアは、近年ほとんどテナントが入っていなかった。

IMG_2788.JPG

撮影に行った9月の末頃はこんな感じで、引っ越しの準備があるのか、前よりは関係者の往来が多いようで、歩いているのはほとんど内部の人だけ。

IMG_2744.JPG

新しくできるビルの完成図なども貼られてあり、ここで働く方々にとっては、寂しいだけというよりは、新しいビルへの期待も大きいのかもしれない。

IMG_2745.JPG 

フロアのトイレが窓際に面して設置されているが、トイレの近くの大きな窓から見た風景はこういった感じ。

IMG_2754.JPGIMG_2791.JPG


さらにもう営業を終了しているルビーホールのあるフロア。カーペットがふかふかだが、ミュージアムのカーペットもこんな感じだった。

IMG_2758.JPG IMG_2777.JPG


また10階へとつながるエスカレーター。もう乗る人はほとんどいない。

IMG_2766.JPG

それよりも上の階へは、もうエスカレーターに乗れないようになっていて、写真ではあまりそう感じないが、実物は廃墟感がちょっとだけ漂っていた。

IMG_2772.JPG


さらに屋上へ行きたかったが、もう入ることができず、ビアガーデンの名残だけがそのまま置いてあった。

IMG_2781.JPG IMG_2782.JPG IMG_2783.JPG IMG_2786.JPG


東京駅は八重洲地下街も大幅に改装されていて、丸の内側へつながる通路も、暗闇に丸い電球が置かれてあるジャングルっぽい雰囲気になっている。

IMG_2809.JPG

これも写りがあまりそれらしくはないが、実際はもっとアトラクションに入るみたいな感覚を起こさせるムード。

どこまで東京は変わっていくんだろう。面影の街はデジカメの中、なのもちょっとさびしいような。

タグ:東京駅 大丸
posted by zuzuanemu at 23:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 街並み 建物 遊び場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。